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外壁塗装の知恵袋

シニアを狙う「リフォーム詐欺」の現状と手口

近年、日本は高齢者の数がどんどん増えており、高齢社会と言われてしまう程、多くの割合で高齢者が存在しています。


そんな中、高齢者をターゲットとした悪質な詐欺が増えているのも事実です


特に在宅介護がしやすい、または高齢になっても暮らしやすい家にしたいなどを理由に、リフォーム詐欺に引っかかってしまう人がいます。


外壁塗装の詐欺被害もリフォーム詐欺の一つと言えるでしょう。
今回は高齢者が狙われやすい、リフォーム詐欺の手口や現状についてご紹介していきましょう。

 

 

リフォーム詐欺はまだまだ横行中!

 

リフォーム詐欺というと、営業マンが突然家に押しかけて「今すぐリフォームをした方がいい!そうでないと大変なことにななってしまう!」などと常套句で不安を煽り、リフォーム契約をして膨大な費用を払わせ、そして手抜き工事をされてしまうというような行為を思い浮かべる方も多いでしょう。
最近では「リフォーム詐欺」という言葉も広まり、すぐにリフォーム契約することは危険だという認知が高まってきたため、リフォーム詐欺の被害は少なくなってきました。


しかし、それでもまだリフォーム詐欺の罠にかかってしまう方がいるのも事実です。
では、どうしてリフォーム詐欺がなくならないのでしょう?

 

■リフォーム詐欺はなぜなくならない?

 

リフォーム詐欺において、わざとリフォーム詐欺を行う場合と、仕方なく行われてしまう場合に分かれます。


わざとリフォーム詐欺をするところは、例えば依頼主側が外壁塗装についての知識がなく、一般的には3回塗りが普通なのに2回塗りにすることで使用する塗料の量を少なくし、3回分の塗料費用はしっかりと取っていくというような悪質なものが多いです。


逆に、仕方なく行われてしまう場合は、そもそも施工を行う人が外壁塗装の知識や経験が少ないことや、職人さんに指示がきちんと伝わっていない、中間マージンが引かれすぎて手を抜かないと金額に合った外壁塗装にすることができない、他の工事期間も迫っており、早く終わらせなくてはいけなかったなどが考えられます。


より悪質なのはわざと詐欺行為を行う場合ですが、仕方なく行われてしまう場合でも職人さんというより会社の悪質さは感じ取れます。

 

どちらにせよ、詐欺であることは違いないのですが、リフォーム詐欺を起こさないためにも、利用する依頼主側がしっかりと外壁塗装やリフォームについての知識を知っておいた方が途中でも気付くことができますし、どのようにして業者を選べば良いかがわかっていればリフォーム詐欺に引っかかることもありません。

 

シニアを狙ったリフォーム詐欺の事例

 

シニアを狙ったリフォーム詐欺は一向に減りません。
どのようなリフォーム詐欺があるのかを知っておくだけでも、万が一リフォーム詐欺に遭っている最中に自分で気付ける可能性もあります。
ですから、シニアを狙ったリフォーム詐欺の事例を知っておきましょう。

 

■事例その1・無料診断から始まるリフォーム詐欺

 

皆さんは無料診断というものをご存知ですか?
多くの場合、耐震にまつわる診断がみられます。


この手口ではそんな耐震診断を無料で行ってくれるというものから始まるのです。
無料診断から始まるリフォーム詐欺は、まず自宅に営業マンが突然訪問し、「無料で耐震診断を行うことができます」という旨を伝えてきます。


「無料」という言葉に惹かれて、その場で承諾してしまい、営業マンを家の中に招くと、柱や梁などを調べているフリをし、「耐震性能はかなり弱いのでこのままだと震度5以上の地震で倒壊する恐れがあります」と不安を煽ってくるのです。


すぐに耐震補強用の金具設置や、モルタルでの強化など、高額費用の耐震補強工事を無理に勧めてきます。
高齢者の方だと、自分では耐震補強ができないのでこの際耐震補強工事をお任せしてしまおうという気持ちになってしまいます。


それなのに、その後の耐震補強工事では適当な耐震補強を行って、高額費用をせしめてくるのです。


これはいわゆる火事場泥棒のように、大きな地震が起きた後に多発しやすい詐欺行為と言われています。


いくら無料診断であっても、自分から依頼しない限り受けない方が良いでしょう。

 

■事例その2・安い費用で近付くリフォーム詐欺

 

これは屋根塗装でよくみられるリフォーム詐欺なのですが、突然リフォーム業者の男性が訪ねてきて、「近くで工事をしているのだが、たまたまここの屋根を見たら、老朽化が進んでいるようなので屋根の修繕をした方が良い。今なら近くで工事しているので通常よりも安く修理できます。」などと、言葉巧みに安いことをアピールしてきます。


実際には屋根の状態がかなりひどいので簡易ではなく通常工事を行った方が良いと勧めてくるのです。


そして結果的に100万円単位の大規模工事となってしまいます。
もちろん、屋根の状態が嘘である可能性も高く、大袈裟に言われてしまうケースは少なくありません。


特に雨漏りの危険性があるということで梅雨がある6月や台風が増える7~9月にこのような詐欺手口が増えるので注意した方が良いでしょう。

 

■事例その3・断熱材を取り入れたリフォーム詐欺

 

シニアの方の中にはエアコンが苦手で、扇風機や窓から入る風だけで過ごしているという方も多いかと思います。


そんな人を狙った手口がこちらの事例です。


どういった事例かというと、まず夏頃にリフォーム業者がやってきて、玄関を入るや否や、突然「家の中に入ったのに暑いですね。」と言ってきます。


高齢者は何となく申し訳ないという気持ちになってしまうのですが、そこに業者がつけ込み「家が暑いのは断熱材が入っていないせいです。」と言って、断熱材を取り入れるリフォームを行うように勧めてきます。


断熱材そのものを取り入れる工事は、そもそも断熱材の費用代と、屋根や壁、床などを剥がしてから断熱材を入れることになるので、かなり大規模なリフォームになってしまうことを高齢者には説明してくれません。


しかも、こうした断熱材の工事で手を抜かれている可能性が高く、断熱材本来の機能が活かせないまま高額な費用だけを支払うハメになってしまうのです。

 

■事例その4・費用だけ受け取るリフォーム詐欺

 

今まで紹介したリフォーム詐欺は、基本的に手抜きであっても施工をしています。
しかし、この事例では施工すら行われないのです。


どういうことかというと、リフォーム業者に依頼し費用は支払ったのに施工が全く始まらず、不審に感じて連絡を取ってみると既に取れない状態になっていることがあります。


この場合、最初からリフォーム業者を装った詐欺師もしくは、業者であっても計画倒産をするための可能性は高くなります。

 

■事例その5・シロアリの駆除・防除に関するリフォーム詐欺

 

シロアリが家に住み着くと、建材を食べてしまうため家の劣化や最悪の場合住宅に傾きが表れたり倒壊してしまう恐れもあります。


不安を煽りやすいということから、高齢者を狙ったリフォーム詐欺の中ではシロアリ関連がかなり多くみられます。


手口としては、突然業者が訪れてきて、シロアリ被害による不安を煽り、防除工事を勧めてくるというものです。


また、施工の際に業者は床下の湿気対策のために換気扇をいくつも用意したり、除湿剤を床下中にばらまいたりするなど、過度とも取れるような施工で高額費用を請求してきます。

 

■事例その6・わざと悪く見せるリフォーム詐欺

 

この事例は耐震や雨漏り、シロアリなどといった対策が必要ではない家に、無理やり悪く見せることでリフォーム施工を行うように契約を迫る事例になります。


例えば、無料点検をすると押しかけてきたリフォーム業者が、点検中に雨漏りが発生しているように見せるために、霧吹きなどで建材を濡らします。


実際は雨漏りしていないのですが、わざと雨漏りが発生しているように見せて、すぐにリフォームが必要だと迫ってくるのです。


高齢者の方はそのまま考えずに契約してしまったり、建材などの知識が少なかったりするせいでこのような詐欺にも引っかかってしまう恐れがあります。

 

このように、リフォーム詐欺には様々な事例が存在しており、特に高齢者の弱みや特徴につけ込むような悪質事例も少なくありません。


リフォーム詐欺に遭わないようにするためにも、いくつかの事例を知っておくようにしましょう。

 

なぜシニアが狙われてしまうのか?

 

高齢者をターゲットとした外壁塗装などのリフォーム詐欺が後を耐えない世の中となってきました。


こうしてシニアを狙った特殊詐欺は、年間でおよそ400億円以上もの被害総額が出ています。


なぜこんなにも高齢者が狙われるのか、その原因について徹底追及していきましょう。

 

■判断能力や運動能力の衰え

 

今日本は世界一の高齢国となりました。
内閣府の推計によると、団魂世代と呼ばれる人たちが65歳を迎え、高齢者人口は2025年に3,395万人に達すると言われています。


人間は高齢を迎えると、運動神経や判断する能力が衰えてきてしまうのは当然のことです。
その事実を受け入れながら若い頃とのギャップを感じて生きている高齢者はたくさんいることでしょう。


そんな高齢者が犯罪に巻き込まれる事件が増え続けているのも事実です。


基本的に何が良くて何が悪いのかを判断する場合、様々な情報を元に判断していくのですが、高齢者になると判断能力が衰えてしまい、様々な情報があってもそれを処理しきれず決めてしまうことが多くなります。


そのため、リフォーム業者から矢継ぎ早に情報を伝えられ、整理できないまま判断し契約してしまう場合が増えてしまうのです。

 

 

■振り込め詐欺が急増中

警視庁の調べによると、刑法犯認知件数の中で高齢者が被害にあった件数は1996年に10万件、ピーク時の2002年では約22万5000件を突破する現象が起きています。
その後の刑法犯認知件数は右肩下がりで減少し、2012年には10年前と比較すると約3分の2に減りました。


しかし、振り込め詐欺を中心とした高齢者被害の件数は約13万件と依然弱まることはなく、1993年の高齢者被害割合に比べ2倍近い割合となっています。


このように、刑法犯認知件数が少なくなっているにも関わらず、高齢者が被害者となる事件はどんどん増えてしまっているということがわかります。

 

■高齢者を狙う詐欺は知能犯に集中?

 

被害にあった高齢者は、どのような犯罪に巻き込まれるケースが多いのでしょうか?


被害割合を見てみると、知能犯→凶悪犯→窃盗犯→粗暴犯→風俗犯の順になっています。


圧倒的に知能犯の割合が高く、2012年では20%以上の被害割合を残しています。
知能犯で代表的な特殊詐欺は、面識のない不特定の人に対して電話などの通信手段を使い預貯金口座への振り込みを求めたり現金を騙して盗む詐欺です。


振り込め詐欺は、最も代表的な詐欺で家族と偽ったオレオレ詐欺も振り込め詐欺の一種になるでしょう。


振り込め詐欺には架空の請求書を郵送したり、還付金を装った詐欺などを含めると約9割を占めています。


2015
年9月の被害総額は1割近く減少しているものの、総額352億円という膨大な金額を出した事実に変わりはありません。

 

■高齢者を狙う理由は「孤独」や「無知」

 

リフォーム詐欺にあう高齢者が減らない原因は、単純に判断能力や運動能力が衰えたということだけではありません。


近年の高齢者は一人暮らしは高齢者夫婦の2人暮らしの世帯も多く、人間関係が希薄で孤独な傾向が目立ってきています。


特に都市部では地域コミュニティがきちんと設立されていないところが目立っているようです。


詐欺にあった高齢者の多くは「とても親身になって話を聞いてくれた」「親切にしてくれた」など犯人を擁護するような意見を言う人も多くいます。


それくらい高齢者自身が孤独を感じて生活しているということでしょう。
犯人は、その弱みに深くつけ込んで犯行に及んでいることがわかります。


そして、「孤独」と同様に「無知」もまた高齢者が狙われてしまう大きな要因の一つです。


還付金等詐欺とも呼ばれる年金詐欺は、年金機構の職員を装って自宅訪問を行い現金を騙し取る場合もあります。


外壁塗装などのリフォーム詐欺もまた、自宅に突然訪問し無料点検を言い渡してくるケースもあるでしょう。


これらは正確な情報さえ知っていれば対処できる問題で、年金機構の職員が勝手に訪問したり、無料点検の許可を取ったわけでもないのに自宅まで来るということがないという知識を持っていれば防げるものです。

 

■「自分が被害に遭うわけがない」は危険

 

振り込め詐欺にあった高齢者に対して「自分が被害にあう可能性について」問いただしてみると8割以上の高齢者が「全くなかった」と回答しています。


このことから自分だけは被害にあうことはないだろうといった油断が詐欺被害に結びついていると考えられます。


また、高齢者の4人に1人が認知症または認知症予備軍と言われているため、高齢者本人が詐欺から逃れられる可能性が極めて低い状況も考えられるでしょう。

 

様々な理由があることでシニアが特にリフォーム詐欺で狙われてしまうことが多いようです。

 

リフォーム詐欺に遭ってしまったら?

 

「住まいの床下がシロアリ被害にあっている」「すぐに外壁塗装しないと住めなくなってしまう」という風に恐怖心を煽り、必要のない施工をして高額な工事費や材料費を請求されることが一般的なリフォーム詐欺と言われています。


契約だけを交わして実際には施工をしないケースもあり、被害額も300万円以上と高額に及ぶこともあります。
このようなリフォーム詐欺にあってしまった場合、どのように対処したらよいのでしょうか?


ここでは、リフォーム詐欺の手口と対処方法についてご紹介していきます。

 

 

■よくあるリフォーム詐欺の手口とは

 

・無料点検をアピールしてくる

突然自宅訪問し、「今、無料で外壁・シロアリ点検しています」と申し出てきます。
この詐欺は、「無料なら…」と軽い気持ちで家の中に入れてもらうことが最初の目的です。


本当に善意があって確認してくれているのか、騙し取ろうと思って訪問しているのか見分け方が非常に難しいのが特徴です。

 

・家が倒れてしまう可能性があるとほのめかす

 

無料点検が終わった後、

  • ·  「柱にシロアリがいて食い散らかしている」
  • ·  「柱の軸がずれていて地震がきたら倒れるかもしれない」
  • ·  「高湿気により家の土台が半分崩れかけている」
  • ·  「塗装が剥がれて外壁の性能が果たされていない」

 

以上のようにあたかもこのままの状態では家が危険だという風に不安をあおるような言い方をしてきます。


言われた側は家が倒れてしまうかもしれない不安感から早急に対処しなくてはと考えてしまうものです。

 

・相場価格よりも安いと思い込ませる

 

  • ·  「大手会社だと100万円以上するところ、うちは60万円で行っています」
  • ·  「キャンペーン期間中なので、通常130万円のところを90万円で施工します」

などといったように、今日契約すると通常の契約よりも安くなるという錯覚を起こさせます。

・親身に対応し信頼されようとする

営業中の対応は、非常に親身になって話を聞いたり施工中も丁寧に説明したり優しく接して怪しいと思われないようにします。


親切を本心で言っているのか、計算しているのか見分けるのはとても難しいでしょう。

 

・検討する時間を与えない

 

これは最もリフォーム詐欺かどうか判断するためのポイントかもしれません。
本当に親身になってくれる業者であれば施工を急かすことはしませんが、リフォーム詐欺の場合は当日契約して翌日施工を開始するなど消費者に考える時間を作らせません。


施工が完了してなんだか怪しいなと思い連絡してみると、電話がつながらないなど名刺に記載していた住所が架空のものである場合もあります。

 

  • ·  リフォーム会社から電話がよく来る
  • ·  個人情報を入手するため、偽弁護士が訪問し「あなたは詐欺にあっています」と言ってくる
  • ·  施工完了後、態度が急変する
  • ·  施工してもらった場所の仕上がりが雑
  • ·  知人に話したら「詐欺じゃないか」と言われた

 

このようなことからリフォーム詐欺ではないかと怪しむ人がいるようです。

■リフォーム詐欺の正しい対処方法

 

リフォーム詐欺にあったらまず警察や弁護士、消費者センターに相談しましょう。
施工完了後から8日以内であればクーリングオフ制度が適用されるので早めに対処した方がよいでしょう。


依頼した業者が事実と違う説明を行った場合は、消費者契約法によって契約破棄することが可能です。


業者がクーリングオフ制度を受けてくれた場合は、原状回復義務といって施工する前の状況に戻してもらえる規定があります。


この場合は、犯人の所在地がわからないと現実的に対応してもらうことは不可能なので、警察に被害届を提出して犯人の居場所を探し出す必要があります。

リフォーム詐欺に遭わないためには、急に訪問販売してきても相手にせずに契約しないことです。


一度リフォーム詐欺にあってしまうと、個人情報を売買され2次被害に広がる可能性もあるので十分注意してください。

 

外壁塗装の詐欺被害にも気をつけよう!

 

外壁塗装とは限らず、リフォームなどでは価格が一般的に知られていないこともあり、訪問販売などでとんでもない金額を提示されて詐欺まがいの被害にあることもあります。


もちろん、普通のリフォーム業者も訪問販売という形で営業することもあるので、すべてを詐欺と決めつけることはできませんが、中には詐欺を行っている業者もあるので気をつけましょう。


外壁塗装の詐欺被害で最も多いパターンをいくつかご紹介します。

 

■ありえない金額の値引きには気を付ける!

 

壁塗装などリフォームに関しての訪問詐欺は、全盛期に比べると減少傾向になっていますが、現在でもまだ多くの詐欺などのトラブルに発展することが多くなっています。


その中でも多いトラブルが「金額」に関連したトラブルです。


この原因は、外壁塗装などは住宅の大きさや塗料の種類によって金額が異なるため、1回いくらといった金額で提示することができません。


そのため自宅をリフォームした場合、外壁塗装にどれくらいの金額がかかってくるのかを知ることができず、その場で提示された金額を信じて依頼することがほとんどになるでしょう。


そのため、とんでもない金額を提示されていわれるがままリフォームしてしまうケースや、ありえない値引き金額でお値打ち価格かのように思わせてしまうといったケースもあります。
またそこに”今だけ”や”今回のみ”など、今しかできないことを強調されてしまったらどうでしょう?


安いと勘違いしてしまいますよね?


このように通常価格の半額やキャンペーン期間、モニター枠だから低価格といったことを強調してくるような訪問販売詐欺の手口が多くなっているので、安いことだけに気を取られずに、よく考えてから契約するようにしましょう。


また、このような場合今すぐ契約するように迫ってくることもあるので、契約を迫られたときこそ、少し冷静になって考えてみましょう。

 

■自社オリジナル塗料で外壁長持ちは本当?

 

次に多い外壁塗装などのリフォーム詐欺は、自社オリジナル工法やオリジナル塗料などのケースです。
「これは自社で考案された外壁長持ち効果のあるオリジナル塗料だ」といって、通常の塗料に比べると3倍以上も長持ちするため、塗り替えなどの手入れが簡単になるなど、いかにもこの塗料を使ったことで外壁塗装の手間を省くことができるかのような営業トークで塗料を勧めてくることがあります。


話を聞いていると、どれだけすごい塗料なのかと思ってしまいますが、本来このような塗料をリフォーム会社が単独で作ることは難しいだけでなく、このような塗料があればとっくに塗料メーカーが作っているでしょう。


また、オリジナル塗料が本当に存在していたとしても、一般的に流通している塗料に自社ブランドかのような塗料名を付けているだけのことがほとんどです。


なので当然のことながら、このような訪問販売会社にこのような画期的な塗料は作ることができないので、このような話で外壁塗装を勧められた場合は、詐欺ではないかと疑った方が良いでしょう。

 

■「近所で工事している」は詐欺の可能性が高い

 

「近所で外壁工事をさせてもらっています」と周辺住民に挨拶にきたと訪問してくることがありますが、本当に近所で外壁塗装をしている業者ではなく、他の業者がなりすまして挨拶に訪れる場合があります。


この場合、スーツ姿では警戒されてしまうことがあるので、あえて作業着で工事をしているかのように装って、外壁塗装の営業に訪れる業者もいます。


また、近所で工事しているのでご迷惑をおかけしたので、この周辺地域の方には特別価格で外壁塗装工事を行っていますといった内容で訪問してくることもあります。


このような場合、本当に近所で工事して挨拶に回っている場合と、他の業者が紛れている場合があり、判断がつかないこともあります。


不安にさせるような言葉がでてきたり、近所で工事している今なら安くできるなどの言葉がでてきたら、詐欺かも?と疑ってみましょう。

 

身内が被害に遭わないためにできること

 

自分だけでなく、身内が外壁塗装などのリフォーム詐欺に遭わないようにするためには、どうやって身を守ると良いのでしょうか?


また、遭わないためにできることはあるのでしょうか?

 

■特に高齢者が狙われやすい詐欺

 

詐欺は特に高齢者を狙ってくることが多く、多くの詐欺は高齢者を中心にして起こっています。


高齢者を狙った詐欺は訪問販売などが多く、強引な訪問によって契約せざるを得なくなったり、仲良くなってから契約させるなど、高齢者の隙をついて契約させる場合もあります。


このような詐欺被害に遭わないためには、いくつかの決めごとや新たに習慣を身につけることによって、詐欺被害を防ぐことができます。
いくつかの対策から、詐欺被害者にならないように身を守りましょう。

 

■詐欺に遭わないためにすることは?

 

外壁塗装やリフォーム詐欺に遭わないためにすることは何でしょうか?

・無料点検は断る

急に訪問してくる無料点検業者は、理由をつけて断るようにしましょう。


無料点検している業者すべてが悪徳業者とは限らず、また現在の住宅の状態を把握するためにも診断や点検は必要となりますが、常識のある業者であれば、事前に連絡してきて無料診断の許可を取ってからくるはずです。


いきなり「無料点検を行っています」といって訪問してくる業者は、信用ができません。


きちんとお断りしましょう。

 

・モニター価格や大幅な値下げを信用しない

 

訪問してきて「今ならモニター価格で安く外壁塗装できます」や「今なら限定で定価の半額」などといった訪問販売業者は、きちんとお断りするようにしましょう。
このような訪問販売には「モニター商法」と呼ばれており、今だけ安いといった手口は常識あるリフォーム会社ではあまりないだけでなく、そもそも大幅な値引きを行うこともできないでしょう。


このようなモニター価格や大幅な値下げ料金を提示された場合、その場で契約しないで誰かに相談したり、契約しないようにしましょう。
大幅な値下げ価格でいかにも安くみせかけるのは、価格設定自体がぼったくりの可能性もあります。


他の業者に相見積もりを出してもらったりして、相場を確認してみましょう。

 

・大手の会社を名乗ってくる

外壁塗装などで名の知れた大手の会社であっても、中には全く関係がないのに、その会社や関連企業であるかのように名乗ってきたりする場合もあります。


聞いたことがある会社だと思っても、すぐには信用しないで必ず誰かに相談してみましょう。


また、大手の会社であれば親会社に子会社の存在や取引があるかなどを確認しても良いでしょう。

 

■身内が高齢者なら特に注意が必要

 

もし、身内が高齢者だった場合は、このような詐欺に引っ掛かりやすくなります。
被害にあってからでは取り返しがつかないので、高齢者の場合にはこれらのことを特に注意しましょう。

 

・1人にしない

高齢者は家族が仕事などに行っていると、1人の時間が多くなり、その間に詐欺に引っかかってしまうことがあります。


できるだけ、1人にしないように誰かのサポートをお願いしても良いでしょう。

 

・留守番電話にしておく

自宅の電話は留守番電話にしておいたり、番号を表示させるようにしておき、留守番電話設定にしておきましょう。


知っている番号だけ電話をかけ直させるようにしておくと、知らない番号からの電話に対応することがなく安心です。

 

・モニターで確認してから出る

インターフォンのモニターを確認してから玄関に出るようにしましょう。


相手が誰かわからない場合には出ないようにするだけで、急に来る訪問販売の被害に遭いにくくなります。

詐欺は自分だけでなく、身内が遭遇してしまう可能性もあるので、注意深く用心しておくことが大切です。


また高齢者の場合は、サポートすることでも詐欺に遭いにくくなります。


周囲がサポートして詐欺被害を防ぐようにしましょう。