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屋根塗装

屋根塗装が必要となる理由とは?具体例な費用についてもご紹介

外壁塗装と同様に、時期が来たら屋根塗装も必要になってきます。塗装が必要となる時期は、屋根塗装に使われる塗料の種類などによって違いがあります。いつごろ塗装すれば良いのか把握し、屋根の様子も確認しながら、適切な対応をするようにしましょう。

屋根塗装とは

日本瓦を除くスレート屋根や金属屋根などは、塗装が必要です。塗料によって耐用年数が異なるのですが、それに近くなってくると、塗料の保護機能が衰えてきます。屋根に再び塗装することで、もう一度屋根を保護できるようになります。
屋根塗装を行わず、塗膜の保護機能が低下すると、柱や壁といった住宅の重要な部分を損傷する場合もあります。見た目を良くするだけではなく、屋根を保護し、家を守る目的もあるため、適度に屋根塗装することが必要になるのです。

屋根塗装を行う理由とは

外壁塗装、屋根塗装など、建物を守るために行う塗装がいろいろありますが、どれも大切な意味があります。もちろん、劣化が気になる屋根の見た目を良くすることも目的ではあるのですが、このほかにもさまざまな理由があります。

雨や風から家を守る

屋根は、一日中雨風にさらされたり、紫外線を受けたりしています。こういったさまざまな刺激から建物を守るためにも、屋根塗装が必要です。屋根塗装を行うと、塗膜ができます。
また、風や紫外線、錆びからも建物を守ります。

建物の見た目をよくする

屋根塗装してからしばらく経つと、色のくすみが目立ってくるようになります。屋根がくすんだ色になると、建物そのものが古く感じられるようになり、見た目的にもマイナスな印象を与えることになります。屋根塗装することで、つやも生まれ、新しくてきれいな印象に変えることができるのです。

防水・防カビ効果

屋根用の塗料には、いろいろな種類があります。
防カビ効果がある塗料もあり、こちらで塗装すれば、その部分にカビが生えるのを防止することができます。このほかにも、遮熱機能や防汚機能など、さまざまな機能がある塗料があるので、目的に合わせて選ぶと良いでしょう。

屋根塗装の耐用年数は塗料の種類で決まる


塗装の耐用年数は、だいたい5年~10年くらいが目安ですが、どの塗料を選ぶかによって違いがあります。おもな塗料の耐用年数は以下の通りです。

アクリル 5~6年

ウレタン 7~8年

シリコン 8~12年

フッ素 15~20年

塗料の耐用年数に基づき、屋根の状態も確認しながら、10年ごとを目安に塗装を検討するのが良いでしょう。

時期ごとにメリットが変わる屋根塗装のベストタイミング

塗料を選び、屋根塗装を行うことになると、次はいつ施工するのかについて検討することになります。基本的に一年中塗装することはできるのですが、季節それぞれによって得られるメリットがあるので、屋根の状態を把握しつつ、比較しながら判断することをおすすめします。

春に塗装する場合

春は、一年のうちで、特に塗装するのに向いている季節であるため人気があります。天気が安定しているので、計画通りに塗装が進みやすいのもメリットです。その反面、施工が集中しやすい時期でもあるので、希望通りに対応してもらえないこともあるかもしれません。

夏に塗装する場合

夏は、気温が高い日が続くこともあり、塗装後早めに乾きやすいというメリットがあります。そのため、短い期間で施工が完了しやすい傾向があります。しかしながら、突然の大雨などが起こりやすい時期でもあるので、予定以上に施工に時間がかかることもあります。

秋に塗装する場合

秋も、春と同様に屋根塗装に適している時期と言われています。天気が比較的安定しているので、スムーズに塗装を進めやすいのがメリットです。また、春と同じように、施工が集中しやすい時期なので、希望に合わせて塗装ができないこともあります。台風が起こりやすい時期でもあるので、その影響を受ける可能性もあります。

冬に塗装する場合

一般的に気温が5度を下回ると、塗装工事は難しくなります。冬は、どうしても気温が低くなりやすく、積雪がある可能性もあるので、施工に長い時間がかかる可能性もあります。しかし、太平洋側など地域によっては晴れの日が続きやすい所もあるので、計画通りに進めやすい場合もあります。冬場は乾燥しやすい為、乾燥の見極めさえ間違えなければ問題ないでしょう。

屋根塗装の費用相場はいくら?

塗装することになればまとまった費用が必要になります。目安としては、一般的な二階建て住宅の足場代込みの総額で35万円~60万円くらいです。
具体的には、塗装面積が50平方メートル程度であれば25万~35万円、80平方メートル程度であれば30万円~60万円が目安となります。屋根塗装を行う場合は、足場が必要になることも多いので、こういった金額になります。

価格を左右するもの

屋根塗装にかかる費用は、屋根材の種類や屋根の広さ、塗料の種類などによっても異なってきます。耐久性が高いものや、機能性があるといった機能性の高い塗料は高額なものが多く、一度の屋根塗装にかかる費用も高くなる傾向があります。しかし、耐久性があるものを選べば、結果的に塗装が長くもつので、長い目で見るとコストパフォーマンスが良いと感じる方もいます。
全体的に、塗料の価格が高くなればなるほど、耐久年数が長くなる傾向があります。安い塗料を選んで屋根塗装を頻繁にしたほうが良いのか、高い塗料を選んで屋根塗装の回数を抑えたほうが良いのか、よく考えて決めてください。それぞれの考え方しだいで、おすすめしたい塗料が異なります。

屋根材

屋根にもいろいろなものがあり、それぞれ塗装工程に違いがあります。たとえば、「トタン屋根」の場合は、ケレンを行い、錆止め塗料を塗ってから塗装します。「スレート瓦」は、
高圧洗浄を行って汚れを取り除き、ひび割れなどの下地処理を行い下塗り剤を施し、塗装します。
屋根材によって塗装工程に違いがあるため、費用も左右されます。
また、屋根材の傷み具合によっては、塗装ができず屋根材そのものを交換する必要がある場合もあります。屋根材にも耐用年数があるため、建ててから長い年数が経っている場合は、あらかじめ確認しておくことをおすすめします。

塗料

屋根塗装に使用される塗料は多数あり、どれを選ぶかによって費用が大きく変わってきます。たとえば、比較的安価なウレタン系とシリコン系、フッ素系を比較してみると、シリコン系はウレタン系の2.5~3倍くらい価格が高く、フッ素系の場合はウレタン系の5~6倍くらい価格が高くなっています。このように、塗料によってそれぞれの価格が全く異なるため、どれを選ぶかによって、屋根塗装の費用に大きな影響を与えると言えます。

費用を安く済ませるには

できるだけ費用を抑えたい方は、複数の業者から見積もりを取り寄せて比較してみるのも良いでしょう。業者によって違いがあるため、比べて判断するのもおすすめです。ただし、費用だけを見て判断せず、実績がある確かな業者を選ぶことも大切です。
また、外壁塗装と一緒に行うのもおすすめの方法です。屋根塗装を行う場合には足場が必要になりますが、外壁塗装にも同じく必要になります。これらを別々に行うとそれぞれに足場費用が必要となりますが、同時に行うことで足場費用を抑えることができます。
DIYなどを検討することもできます。しかし、必要な道具を揃えたり、自分で適切な塗料を選ぶのはなかなか大変なことです。屋根は高い所にあり、素人が高い所で作業するのも容易ではありません。いろいろな理由から、素人の方が自分で屋根塗装するのはハードルが高いと言えるでしょう。

まとめ

屋根塗装の費用は、塗料の種類や広さ、屋根材などによって大きく異なります。基本的に一年中塗装することができますが、おすすめは春と秋のシーズンです。屋根塗装は、見た目を良くすることだけが目的ではなく、建物を守るといった大切な意味もあるので、タイミングを逃さず塗装するようにしましょう。


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